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腎不全・透析前管理

腎不全とは、腎臓の機能が著しく低下し、老廃物や余分な水分、電解質などの排出が困難になる状態です。進行すると、体内のバランスが崩れ、さまざまな全身症状を引き起こします。

慢性的に腎機能が低下している状態(慢性腎不全=保存期腎不全)が続くと、やがて腎代替療法(透析や腎移植)が必要になる段階へ進行します。
当院では、腎不全の早期から透析を回避・遅延するための管理
と、透析が必要になった際の円滑な導入準備を行っています(当院での透析管理は行いません)。

保存期腎不全(透析前の腎不全)

透析導入が必要になる前の段階でも、腎機能はすでに大きく低下しており、慎重な管理が求められます。

よくみられる症状・兆候

  • むくみ、体重増加

  • 尿量の減少、夜間頻尿

  • 倦怠感、息切れ、食欲不振

  • 貧血、かゆみ、吐き気

  • 高血圧、骨の痛み など

症状がはっきりと現れる前に管理を始めることが重要です。

保存期における当院の治療・サポート

  • 食事療法の指導(たんぱく質・塩分・カリウム・水分制限など)

  • 腎機能を守る薬物療法(RA系阻害薬、利尿薬、リン吸着薬など)

  • 貧血・電解質異常の管理

  • 血圧・体重のコントロール

  • 慢性腎臓病(CKD)ステージに応じた定期的な評価

透析導入前の評価と準備

腎機能が極度に低下し、**腎臓による排泄・代謝が不十分になった状態(末期腎不全)**では、命を守るために腎代替療法が必要です。

当院では、以下の点を丁寧にサポートいたします。

導入時期の適切な見極め

  • 尿量の推移、血中尿素窒素・クレアチニン、電解質異常、心不全症状などを総合的に評価

  • 「いつ透析が必要になるのか」「今すぐ導入すべきか」などを専門的に判断します

生活の質を考慮した治療選択の支援

  • 血液透析(HD)、腹膜透析(PD)、腎移植など、ライフスタイルに合った選択肢を説明

  • 患者様とご家族の希望を尊重し、情報提供と納得のいく治療選択を支援します。

専門施設へのスムーズな紹介

  • 透析導入が必要となった際には、信頼できる透析施設・大学病院などと連携し、速やかな紹介・連絡調整を行います

当院の透析前管理の特徴

  • 腎臓専門医が継続的に腎機能を評価

  • 必要に応じた他科連携(循環器、糖尿病、泌尿器など)

  • 患者様のQOL(生活の質)を大切にした治療計画

  • 予防・教育を重視し、不安を抱えずに透析に臨める支援体制

ご相談の目安

  • 「腎臓の数値が悪いと言われた」

  • 「そろそろ透析と言われたが、今すぐ必要なのか不安」

  • 「他院で透析導入が決まったが、別の意見も聞いてみたい」

  • 「高齢の親の腎機能が悪化しているが、今後どうなるか知りたい」

このようなご不安をお持ちの方は、腎臓専門医が在籍する当院へぜひご相談ください
適切な時期の判断と、丁寧な説明を通じて、患者様とご家族が安心して治療に向き合えるようサポートいたします。

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