男性の更年期障害
女性の更年期障害は一般的ですが、男性にも、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)とよばれる、更年期障害があります。
加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)は、男性ホルモンの低下により、精神状態が不安定になったり、異常な発汗やほてり、めまい、性欲減退等の症状が現れる病気です。
主な症状
- 抑うつ状態になる
- イライラする
- 疲労感が抜けない
- 異常な発汗がある
- ほてりが止まらない
- めまいや頭痛がすする
- 良く眠れない
- 性欲があきらかに減退した
- 勃起しなくなった
心当たりがある方はご相談ください。
男性更年期障害以外の要因を除外しつつ、採血で男性ホルモン値を確認します。
ホルモン値低下によりLOH症候群と診断後、ホルモン補充療法の適応となる場合は2-4週間ごとの注射および漢方薬などの薬物療法となります(保険診療です)。
また併存疾患がある場合はあわせて治療を行います。